近年、「就活に失敗したら人生終わり」とかいう言葉をよく耳にします。
実際、就活に失敗したということから自殺をしてしまう方もいるくらいです。
ですが、わたしはそんなこと絶対にないと思います。
というか、そんな言葉、絶対に鵜呑みにしてはいけないと思います。
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どうしてそのような思考に陥ってしまうのか
そもそもなぜ、「就活に失敗したら人生終わり」という思考に陥ってしまうのでしょうか?
大学側の洗脳
今の大学は、就活をする学生たちに対して、
「就活に失敗したら人生終わりだ」という意識を植え付けようとしている気がするんですね。
- 「未だに内定がもらえない奴は残り物だ、だからもっと死ぬ気でやれ」
- 「内定がもらえない奴はダメな奴だ」
- 「社会人より学生のほうが楽しいから、今のうちに楽しんでおけ」
- 「インターンシップに行っていない奴はスタート地点にすら立っていない」 など、
いかにも、「就職が人生のゴールなんだ」「それ以外の道はないんだ」というように。
「就職できなければ人生終わりだ」というように、みな口をそろえて学生たちを脅しまくっているんですよね。
ネットの情報
近年、スマホの普及によって、ネットで調べものをする方って多いですよね。
ですがネットって、マイナスな情報もすごく多いんです。
読んだ人の不安をあおるような記事です。
やはりそういう記事の方がアクセスが集まりやすかったりしますからね。
(もちろんそのような記事ばかりではありませんが)
実際、就活においても、
- 「新卒で就職できなければ一生フリーターだ」
- 「新卒で就職できなければまともな会社に就職できない」 とか、
就活生に対して、不安をあおるような記事も多いんですね。
就活生は不安だから検索しているのに、余計に追い詰められてしまうこともあるわけです。
目的と手段が逆転してしまっている
本来であれば就職というのは、お金を稼ぐ「手段」です。
そしてそのお金も、自分が幸せになるための「手段」にすぎないはずなんです。
決して、「就職=目的」ではないんですね。
ですが就活生は、上で述べたようなさまざまな人からの言葉や情報によって、いつのまにか「就職=目的」というようになってしまうことが多いんです。
「目的」と「手段」が逆転してしまっているんですね。
そのことを忘れてしまっている人が意外と多いんです。
大切なのは自分が何をしたいのか
たとえ、待遇の良い会社に就職したとしても、何も目的もなく過ごしていたら、
毎日が無気力になってしまったり、
うつになってしまったり、
ということも多い現代です。
わたしは結局、一番大切なのは、自分が何をしたいか、なんだと思います。
たとえば、
本を書きたい、歌を歌いたい、表現をしたい、
海外で暮らしたい、自然の多いところで暮らしたい、離島で暮らしたい、など
私自身、これまでのいろんな人との関わりで思ったことですが、
何か一生懸命になれるもの、夢中になれるもの、熱中できるものを持っている人というのは、みなさんとても強いです。
生涯を通して自分が何をしたいのか。
→失敗や挫折で落ち込むあなたへ。失敗や挫折は悪いことじゃない。
就職の仕方ってたくさんある
それに現代って就職の仕方っていろいろあるんです。
キミスカ
たとえば、キミスカ というサイトを利用すれば、
「プロフィールを登録しておいて、企業側からスカウトしてもらう」
という就活をすることができます。
- プロフィールを登録
- 企業からスカウトメッセージが届く
- 企業と様々なメッセージのやり取りを行いその企業について深く知る
- 説明会や面接などに招待される
という流れで進んでいきます。
やはり、就職活動をするにあたり、学生ひとりが調べることのできる企業、というのには限界があります。
情報の発信が他と比べて劣ってしまう企業や検索にヒットしないなど。
ですが、表には大々的に知られていないけれど良い会社、という企業も世の中には数多く存在します。
キミスカ では、そのような企業からスカウトが来ることもあります。
もしかしたら、思わぬ出会いがあるかもしれません。
ニクリーチ
では、「企業の人事の方と肉を食べながらおしゃべりをしながら就職活動を行う」なんていう就活を行うこともできます。
- プロフィールを登録する
- 企業から「お肉を食べに行きませんか?」とスカウトのメッセージが届く
- 企業の担当者とお肉を食べる
という流れで進んでいきます。
お肉を食べながら話をするため、面接や説明会と比べてカジュアルで堅苦しさがなく、気軽に自己紹介をしたり情報を引き出したり、お互いを深く知ることができます。
食事には副交感神経を優位にしてくれる働きがあるため、お互いにリラックスしている中で会話をすることができます。
もし話してみて「なんか違うな」と思っても、就活中にタダでお肉を食べられたと思えばラッキーですよね。
面接などで緊張してしまいやすい方、普通の就活に疲れてしまったという方などにおすすめです。
→生きづらい、人と違う、人混みが苦手、と感じるのならHSPかも?
地域おこし協力隊
また、「田舎暮らしをしてみたい!田舎で働きたい!」という思いがある方は、地域おこし協力隊に応募してみるという就職の仕方もあります。
地域おこし協力隊とは、
給料をもらいながら、最長で3年間、地方で仕事をすることができる
という制度です。
地域の役場で、有期雇用の職員として働くという感じになります。
給料は14~20万円ほど。
住宅や車を支給してくれる自治体もあります。
もしひとつの就活の仕方で心が折れてしまったとしても、それは自分には合わない方法だったというだけで、もっといろんな方向に目を向ければ、自分に合った就活の方法ってあると思うんです。
お金を稼ぐ方法だってたくさんある
それに、ネットが普及した現代、実は稼ぐ方法だってたくさんあるんです。
プログラミングのオンラインスクールのCodeCamp でプログラミングを学んで、フリーランスで働く方法もあるし、
minneで自分で作ったオリジナル商品を販売してもいい、
クラウドワークス でライターや事務作業など、在宅でできる仕事を探してもいいし、
ココナラ で自分のスキルを売ってみてもいいし、
amazonやヤフオク、メルカリを利用してせどりをやってもいいし、
ブログをやってもいい。
もし、給与の面で自分の思うような会社に就職できなかったり、
正社員として就職できなかったとしても、
いろんな場所から収入を得ればいいんです。
会社だけに頼るのではなく、自分で稼げばいいんです。
→人と関わりたくないあなたへ。その心理と仕事。無理に関わる必要はないんじゃない?
おわりに
こんなふうに、「就活に失敗したら人生終わり」と思ってしまうのは、ただ単に、いろんな人からの言葉や情報によって惑わされているだけで、視野が狭くなってしまっているだけなんです。
仕事は手段に過ぎません。
本当に大切なのは、「自分が何をしたいか」です。
道なんてたくさんあるんですから。
ここまで読んでくれてありがとうございました。
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