- 夢への挫折
- 仕事での失敗
- 受験の失敗 など
失敗や挫折により落ち込んでしまったり、切り替えがうまくできなくてなかなか立ち直れないこと、ありますよね。
特に日本は失敗に対してとても厳しく、失敗や挫折はいけないことという風潮がとても強いです。
そのため、失敗や挫折した直後は周りからいろんな否定の言葉をかけられることも多いですしね。
実際私自身も、挫折した際は周りから否定の言葉をたくさんかけられた経験があります。
でも、失敗や挫折ってそんなにいけないことなのでしょうか。
わたしは失敗や挫折は、みんなが思っているほど悪いことではないと思うんです。
私自身、挫折を経験したからこそ見えてきたものや気づいたこともたくさんありますし。
そこで今回は、失敗や挫折から落ち込むあなたへ、そのことについて話していきたいと思います。
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失敗や挫折はいけないことだという教育
日本では失敗や挫折はよくないことだという考えの人がとても多いです。
なぜそのような考えの人が多いのでしょうか。
きっとそれは、幼いころから家や学校でそのような教育を受けてきたためだと思います。
幼いころから私たちは、失敗や挫折をすれば怒られ、責められる、そして時にはみんなの前で叱られたり、というように
「失敗はいけないこと」だと教えられてきました。
そのため、失敗や挫折にマイナスのイメージを抱くようになってしまい、それを避けるようになってしまうんです。
→人と関わりたくないあなたへ。その心理と仕事。無理に関わる必要はないんじゃない?
失敗や挫折をしたからこそ見えるもの
このような教育から、多くの人は失敗や挫折はいけないことだという考えを持っていることと思います。
でも、失敗や挫折を経験したからこそ得るものってたくさんあると思うんです。
私自身、医療系の学部に進学したものの、うつになってしまい、他の学部に転学部した経験があります。
当時は挫折した自分が許せなかったし、周りの人たちから否定的な言葉もたくさんいただきました。
自己否定も止まりませんでした。
あの時は毎日が本当に苦しかったです。
でもその経験があったからこそ、
自分にはその道は合わないってことがわかったし、
自分がどれだけ狭い世界の中で生きようとしていたかということにも気づけました。
自分にとっての幸せとは何か考えるようにもなりました。
もっと自分らしく生きたいと思うようになりました。
その経験が、それまでに自分が考えたこともなかったこと、いつの間にか忘れてしまっていた想いなど、
たくさんのことに出会ったり、思い出したり、自分がいろんなものに縛り付けられていたことに気づくきっかけにもなりました。
今考えると、もしあそこで挫折をせずにそのまま就職していたらと思うと…とても恐ろしいです。
こんなふうに、失敗や挫折をしたからこそわかったこと感じたこと気づいたことなど、きっと何かあると思います。
そしてそれは他の誰のものでもない、自分だけのものなんです。
失敗や挫折にはきっと何か意味があるし、その失敗や挫折をするまでに学んだことや身につけてきた知識はきっとこれからの自分の糧にできるはずです。
絶対に無駄にはならない。
結果ではなく過程
失敗や挫折を、それまでに自分がやってきたことに対する「結果」として捉える方は多いと思います。
ですが私は「結果」として捉える必要はないと思うんです。
だって、失敗や挫折をしたとしてもその後も人生は続いていくし、上にも書いたとおり、失敗や挫折がきっかけで気づくこと、見えることだってたくさんあります。
わざわざそこで区切る必要はないと思うんです。
私は「過程」として捉えたほうがいいと思うんです。
その過程があったからこその今の自分だし、そのほうが生きていくうえでも楽だと思うんです。
私は「結果」という言葉はすごく重いものだと感じていて、精神的にも重くのしかかってくるものだと思っています。
だから、失敗や挫折を「過程」として捉えることで、心が軽くなるんじゃないかと思うんです。
おわりに
結局のところ、失敗や挫折はよくないことというのは幼いころからの教育による、ただの思い込みなんだと思います。
直後はきっと周りからいろんなことを言われることと思います。
でも、失敗や挫折をしたからこそ得るものはたくさんあるし、それは自分だけのものです。
どうか自分を責めすぎないでください。
自分が思ったこと、感じたことを大切にしてください。
自分の幸せと他人の幸せの基準は違うんですから。
→夢が変わるのは悪いことじゃない。だってそれは成長した『証』だから。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
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