生きるのがつらいのなら「他人と比べるクセ」をやめよう

 

「生きるのがつらい」

 

いま置かれている状況やこれまで育ってきた環境、これまでしてきた経験は人それぞれ違えど、

こう思っている方ってたくさんいると思います。

 

わたしは、生きるのがつらいと感じるのならば、他人と比べてしまうクセをなくしてしまえばいいと思うんです。

 

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他人と比べるクセは誰もがみんな持ってしまうもの

 

「他人と比べるクセ」というのは教育上、誰もが抱えてしまうものです。

 

学校のテストの点数での順位付け、

徒競走での速さによる順位付け、

 

親や教員、周りの大人たちから、

「周りと比べて異なる行動や考えはいけないことだ」、

「周りと同じことができなければならない」、

「組織の調和を乱すのはいけないこと」、

 

という教育など、

 

 

このように私たちは幼いころから、周りと比べられることで、善悪や優劣を決められてきました。

 

 

このような教育によって自然とわたしたちは、他人と比べてしまう癖がついてしまうんです。

 

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無意識のうちに他人と比べてしまっている

 

そのため、わたしたちって普段から無意識のうちに他人と比べてしまっているんです。

 

 

「テストの点数は平均点より上なら大丈夫だ」

「満足いく会社に就職できなかったけど、友達はフリーターだからまだ自分はましな方だ」など、

 

「よし、周りと同じだから大丈夫だ」、「周りよりましだから大丈夫だ」、「平均より上だから安心だ」など、

 

他人と比べることで自分自身を肯定しようとしているんですね。

 

 

また、「早く内定をもらわなきゃ」というのも、友人たちがみな内定をもらってしまったという焦りや、親や教授から発破をかけられたことによる焦りなど、

 

これも、他人と比べてしまうからこそ思ってしまうことですよね。

 

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他人と比べてしまうことで自己否定をしてしまうようになる

 

上で述べたように人間というのは、「他人と比べる」ことで自分を肯定しようとしてしまう生き物です。

 

たしかにそれで自分自身を肯定できるのであれば、他人と比較したほうがいいんじゃないか、と思うかもしれません。

 

でもわたしは、「他人と比べる」ということは、生きていくうえでマイナスの影響を与えてしまうことのほうが多い気がするんです。

 

たとえば、

「周りと比べて給料が低い」、

「周りと比べて仕事が遅い」、

「周りと比べて勉強ができない」、などといった、

 

自分自身で比べてしまうもの、

 

 

また、

「どうしておまえはそんなに仕事が遅いんだ!」

「どうして周りと同じことができないんだ!」

「どうしてフリーターなんてやっているんだ!」などといった、

 

他人から比べられてしまうもの。

 

 

このように、他人と比較したり・されたりすることで、

 

「どうして自分はこんなにできないんだろう…」「自分は何もできない奴なんだ…」などと、

 

自分を否定したり、追い詰めてしまうようになります。

自分を肯定できなくなってしまうんです。

 

そしてしだいに、自分はおかしいんじゃないか、劣っているんじゃないか、と思い込んでしまうようになります。

 

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他人との比較には終わりがない

 

そして、他人と比較するということには終わりがありません。

 

何かあるたびに、自分で比較してしまったり、比較されてしまったり。

 

そしてそのたびに、焦ってしまったり、落ち込んでしまったり、追い詰められてしまったり。

 

それがどんどん積み重なっていってしまうと、ほんとうに深く深く心も沈んでいってしまいます。

 

結果、うつになってしまうこともあります。

 

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他人と比べられるはずがない

 

でも、そもそもわたしたちって他人と比べられるはずがないんです。

 

もともと持っている性質は違うし、今置かれている状況やこれまでの経験、これまでかけられてきた言葉など、

それぞれがそれぞれの時間を過ごしてきていて、人生を持っているんです。

 

比べられる基準がないんです。

 

生きていくにあたって自己理解は大切だと思う。

 

 

他人と比べるクセをなくすと日々軽やかになる

 

他人と比べるクセをなくすと、日々軽やかになります。

 

比べることがないと、

焦ることはないし、落ち込むこともない、追い詰められることもありません。

 

自分のペースで進んでいけるようになります。

 

たとえば、

もし何かに挑戦して挫折してしまったとしても、「これがダメだったから次はこれに挑戦してみよう」、

 

なかなか就職が決まらなかったとしても、「まぁそのうち決まるだろう」、というように。

 

身体が軽やかになっていろんなことに挑戦できるようになるし、考え方や気持ちも軽やかになります。

 

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比べるのなら去年の自分と現在の自分

 

それに、もしどうしても何かと比べたいのであれば、わたしは、去年の自分と現在の自分を比べたほうがいいと思います。

 

過去と現在ならば時系列が違うだけで、元となる人は同じです。

 

過去の自分よりも現在の自分のほうが優れていれば、自信になりますし、

もし、優れていなければ「今年はもっと頑張ろう」という活力になりますしね。

 

他人と比べるよりも有益だし、意味のあることだと思います。

 

他人と比較するのは間違い。そもそも、目的地やペースが違う。

 

 

 

こんなふうに、他人と比べるクセをなくすことで、

焦ることはなくなるし、落ち込むこともなくなる、追い詰められることもなくなります。

 

そして、自分のペースで生きれるようになります。

 

結果、「生きるのがつらい」という思いを和らげることができるんじゃないかなと思います。

 

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ここまで読んでくれてありがとうございました。

 

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