生きづらい、人と違う、人混みが苦手、と感じるのならHSPかも?

 

「HSP」という性質を知っていますか?

 

  • 涙もろい
  • 人混みが苦手
  • 人からの言葉の影響を受けやすい・傷つきやすい
  • 心配性
  • 香水などの強烈な匂いが苦手
  • 周りと物事に対する感じ方が違う

 

そしてそれらの症状によって、日々生きづらさを感じている。

 

もしこれらに覚えがあるのならば、もしかしたらHSPかもしれません。

 

 

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HSPのチェックリスト

 

まずHSPの特徴をあげていきます。

 

  • 他人と長時間いると疲れ果ててしまう
  • 他人と話す際、考えすぎてしまい言葉が出せなくなる
  • 仕事中に誰かに監督されているとストレスになる
  • 誰かの怒りを感じると、たとえそれが自分に向けられていなくともストレスになる
  • 毎日、ひとりでいる時間が必要
  • 遊園地やショッピングセンターなどの、刺激の多い場所に行くのが苦手
  • 自然をみると感動する
  • 緊迫した空気が流れているとその場から離れたくなる
  • 芸術作品を見ると喜びで胸がいっぱいになる

 

当てはまる項目が多いほど敏感ということになります。

 

 

 HSPとは

 

HSPとは光や匂い、音など、様々なものに対しての感度が高く、外界からの刺激を受けやすい人のことです。

 

要は、「感受性が豊か」な方ということです。

 

人類の約5人に1人の割合でいるとされています。

 

HSPは病気ではなく、生まれ持った性質です。

 

敏感であるがゆえに生きづらさを感じてしまう方が多い傾向にあります。

 

「精神的にしんどい…つらい…」時に効果的な11の対処法。

 

 

敏感すぎるがゆえに日常生活で疲弊しやすい

 

HSPの方というのは、敏感すぎるがために日々の生活でさまざまな困難に直面します。

 

たとえば私の場合は、

 

言葉を発する前に、「これを言ったら相手はどう思うだろうか」「傷つけてしまうのではないか」「怒らせてしまうのではないか」などと、考えすぎてしまいスムーズな会話ができない、

 

話した後に、「あの言い方はよくなかったんじゃないか」「相手が求めていた言葉ではなかったんじゃないか」とあとになって多くのことを考え自分を責め後悔する、

 

ショッピングセンターや街中などの人混みに行くと疲れ果ててしまう、

 

カフェなどで、読書をしようとしても、周りの音や話し声が入ってきたり、周りの動きが気になって集中できない、

 

など、

 

相手に共鳴しすぎてしまったり、外界からの刺激を受けすぎてしまうがために、日々生活をするだけでも、一般的な方たちと比べとても疲弊しやすいです。

 

周りよりも劣っているってそんなにいけないこと?

 

 

心の問題も…

 

HSPの方というのは、心にさまざまなものを抱えてしまっている方が多いです。

 

というのも、HSPというのは、

  • 心配性
  • 恥ずかしがり
  • 神経質

 

というように、一般的にはあまりよくない性格として受け取られてしまうことが多いです。

 

そのため、幼い頃から、親や教員に怒られたり、注意されたり、直そうとさせられたり、周りから笑われたり、

 

これまでずっと自分自身の性質を否定されてきた方がとても多いです。

 

そのため「自分は周りより劣っているんだ」と、劣等感を抱えてしまうんですね。

 

 

そして、その劣等感から、「頑張らないと好かれない・認めてもらえない」と思ってしまう場合も多いです。

 

「もっと頑張らないとひとりになってしまう」

「もっと頑張らないとみんなから認めてもらえない」、というように。

 

「頑張っているのに誰も認めてくれない…」と思うのは危険だと思う。

 

 

環境さえ適切であれば他の人より幸福を感じやすい

 

ですがHSPは、環境さえ適切であれば他の人に比べて幸福を感じやすいんです。

 

ある研究で、HSPの子は、

 

ストレスフルな環境下では、ほかの子よりも病気にかかりやすく、事故にあいやすいが、

 

適切な環境下では、他の子よりも病気にかかりにくく、事故にもあいにくい、という結果が出ています。

 

 

感受性が豊かであるため、適切な環境下であれば、さまざまなことを感じ、受け取れるため、他の方たちよりも幸福を感じやすいんですね。

 

「人と話すのが苦手」「飲み会が苦手」なら内向型なのかも。

 

 

悪いことばかりじゃない

 

たとえばわたしだったら、

 

自分にとってすごく素敵な映画や小説、舞台などを観たりした後は、人一倍いろんな感情や想いを抱いて、それだけで一週間くらいずっと心がふわふわするし、

 

自然の多い場所を歩くだけで、心動かされたり、胸がいっぱいになります。

 

感受性が高いがゆえに、日常のささいなことでも心動かされるし、いろんな思いを馳せるきっかけにもなる。

 

一般的な方たちと比べて、感動したり、心動かされる対象が多いんですね。

 

「あなたのためを思って」と言ってくる人からはすぐに離れるべき

 

 

そんな自分自身を認めてあげよう

 

どうか自分のことを責めないでください。

 

こんなふうに、HSPとは生まれもった性質なんです。

そしてそれらを抱えて生きづらさを感じているのはあなた一人じゃない。

 

たしかに、HSPは生きていくうえで不便なことも多いけれど、それと同じくらい幸せを感じやすいんです。

 

「普通になりたい」なんて思わなくていい。だって「普通」とは単に一部の人が安心を得るための言葉なのだから。

 

 

HSPに関するおすすめの本

 

最後に、HSPの方へ、ぜひ読んでほしい、参考になるおすすめの本を紹介していきたいと思います。

 

 

鈍感な世界に生きる 敏感な人たち

 

 

HSPの特徴や、抱えているもの、自分との向き合い方や、周りとの付き合い方など、HSPである筆者自身の経験を交えて解説している本です。

 

優しさと共感に満ち溢れています。

 

私自身この本を読んでとても心が軽くなりました。

 

ずっと周りから否定されてきたこの性質は、「生まれもった気質であって悪いことじゃない」。

 

そして、「このつらさを抱えているのは自分だけじゃない」と知ったときはなんだか安心しましたし、心強い味方ができた気もしました。

 

 

きっと、これからを生きていくヒントが見つかるはずです。

 

 

「繊細さん」の本

 

 

こちらも、HSPである筆者の経験をもとに書かれた本になります。

 

 

日常を生きやすくするアドバイスや適職の選び方など、読んだ後すぐにできる実践的な内容が数多く紹介されています。

 

私自身、載っている方法をいくつか実践してみて、少しだけ生きるのが楽になりました。

 

HSPの方に向けて、マーカーも薄い水色になっていたりと、細かな気遣いもとても素敵です。

 

ぜひ、一度読んでみてください。

 

 

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ここまで読んでくれてありがとうございました。

 

 

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