生きるのがつらいと感じている方へ。その原因と対処法。

 

仕事での人間関係、ストレス、学校での人間関係、いじめなど、

生きているとつらいと思うことはたくさんありますよね。

 

私自身、小中学生時代のいじめや、大学に入ってうつになってしまった際、生きるのがつらいと思うことは何度もありました。

 

そこで今回は、生きるのがつらいと感じている方へ私の考えを話してみたいと思います。

 

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「~しなければならない」「~してはいけない」と思っていないか

 

生きるのがつらいと感じている多くの人が、いつの間にか知らず知らずのうちに抱えてしまっているものが、これだと思うんです。

 

私たちは小さいころから、家庭や学校で、

 

「就職しなければいけない」

「フリーターになってはいけない」

「友達がいなければいけない」

「ひとりでは生きていけない」

「いい大学に入らなければならない」 など

 

ほんとうに様々なことを言われて育てられますよね。

 

そのため、さまざまなことに対して、「~しなければならない」「~しちゃいけない」と思いこんでしまうようになります。

 

すると、実際自分がその立場になってしまった際、

「こんなこといけないことなのに…」、「なんて自分はダメな奴なんだ」、「どうしよう…」と、

追い込まれてしまうんです。

 

でもわたしは、「~しなければならない」「~しちゃいけない」ということに、とらわれすぎることはないと思うんです。

 

だって、

ネットが普及した現代、お金を稼ぐ方法なんていくらでもあるし、

友達がいなくたって楽しいことはいくらでもある、

ひとりでだって生きていく方法はいくらでもあります、

 

きっと、刷り込みであり、ただの思い込みなんだと思います。

 

人と関わりたくないあなたへ。その心理と仕事。無理に関わる必要はないんじゃない?

 

 

他人と比べていないか

 

「他人と比べる」

 

私はこれは生きていくうえで、すごく厄介なものだと思っています。

 

たとえば、

「世の中もっとつらい思いをしている人もいるんだから、こんなことで甘えるんじゃない!」

という他人から比べられてしまうもの。

 

「なんで周りのみんなは就職先が決まっているのに自分だけ決まらないんだろう…」

という自分で比べてしまうもの。

 

 

そんなふうに、他人と比較したり・されたりすることで、

 

「どうして自分はこんなにできないやつなんだろう…」

「自分は周りよりも劣っているんだ…」

 

と、劣等感や自己否定を抱えるようにもなってしまいます。

 

比較したり・されたりするたびに、追い詰められたり・自分で追い込んでしまうんです。

 

ですが私たちって、本当は他人と比べられる基準なんてないはずなんです。

 

だって、人それぞれ元々持っている性質や育った環境、これまでしてきた経験は違います。

 

人それぞれ自分のペースがあります。

 

表面上だけを見て、他人から比べられるものではないし、自分自身で比べるものでもないんです。

 

生きるのがつらいなら「他人と比べるクセ」をやめよう

 

 

「生きる」こと自体が目的になっていないか

 

生きるのがつらいと感じている方の多くは、

お金や対人関係が関係している場合が多いと思います。

 

「生きるためにもっとお金を稼がなきゃ」

「人とうまくコミュニケーションがとれないとお金を稼げないし生きていけない…」 

「老後を生きるためにもっとお金を貯めなくちゃ…」 などというように、

 

ですがこれって、「生きる」ということ自体が「目的」になってしまっているんですね。

 

本来なら「生きる」ということは、目的を達成するため、自分が幸せになるための「手段」であるはずなんです。

 

いつの間にかわたしたちは、「手段」と「目的」をはき違えてしまっているんです。

 

「精神的にしんどい…つらい…」時に効果的な11の対処法。

 

 

他人中心に生活になっていないか

 

日本というのは、周りに合わせたり、相手を思いやるということが美徳とされています。

 

そのためいつの間にか、自分中心ではなく周りの人中心の考えや行動をしてしまいがちになってしまう方も多いです。

 

「周りの期待に応えなきゃ」、「周りと同じにしなきゃ」、「周りと同じことができなきゃ」、「相手のためにこうしなきゃ」などというように。

 

 

もちろん「そのほうが安心を得られるから」、「周りから認めてもらいたいから」など、自分から進んでやっている方もいます。

 

ですが、きっと多くの方にとっては、苦しかったり、息が詰まってしまったり、楽しくなかったり、

 

精神的にも身体的にも、マイナスの効果を与えてしまうものだと思います。

 

その中でも生きづらさを抱えてしまっている方というのは、あまりにも相手中心に物事を考えてしまう方が多い気がします。

 

もちろんそれにはきっと、トラウマやこれまでの経験、育った環境など、人それぞれいろんな原因やきっかけがあると思います。

 

でもわたしはもっと自己中になっていいと思うんです。

 

たしかに「自己中」というと、あまりよくない意味で使われてしまうことが多い言葉かもしれません。

 

でも、生きづらさを抱えている方にとっては逆にそれが足りていなくて、もっと足していくべきだと思うんです。

 

 

だって、周りの顔色を窺って行動ばかりしていたら自分がわからなくなってしまうし、やりたいこともわからなくなってしまう。

 

周りに操られた人生になってしまう。

 

結果、自分の人生のはずなのに、自分の人生じゃなくなってしまう

 

とわたしは思うから。

 

「生きる意味」って何だろう?

 

 

大切なのは美しく生きるということ

 

私は結局、本当に大切なのは、

自分が美しいと思う人生を生きるということなんじゃないかと思います。

 

「美しい」といっても、その定義は人それぞれですよね。

 

お金を持つことが美しいと思う人もいれば、

楽しく生きること、

たくさんの人に会うこと、

いろんな景色を見ること、を美しいと思う人もいる。

 

ひとりひとりほんとうに異なります。

 

自分が美しいと思う人生を生きることがきっと、結果的に、自分にとっての幸せにつながるんじゃないかと思うんです。

 

人生において「勝ち組」「負け組」なんてものは存在しない

 

 

美しくないと思うならどんどん次へ

 

「つらい」、「美しくない」、と自分が思うのであれば、その場所や人、環境からさっさと離れてしまっていいと私は思うんです。

 

「これは違うな」、というようにさっさと離れることを繰り返していくことで、

きっと自分にとって美しいと感じるものに段々と近づいていけるのではないのでしょうか。

 

止まっているままじゃきっと、ずっとつらいままだから

 

「根拠のない自信」を持つことで人生がより豊かになる

 

 

おわりに

 

小さいころからの教育によって、色々なものに縛り付けられてしまったり、枷となってしまったりする方は、結構多いです。

 

でも、それはただの刷り込みであり、思い込みなんです。

 

友達がいなくたって生きていけるし、楽しいことはたくさんあるし、

働き方だって今の時代たくさんあります。

生き方だって、数えきれないほどたくさんあります。

 

だから、周りからどう思われようと、否定されようとも、

自分が美しいと感じるほうへ行ってみるというのは、そう悪いことじゃないと私は思うんです。

 

子どもの頃の方が楽しかったと思うのはなぜ?

 

 

ここまで読んでくれてありがとうございました。

 

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