「いつも笑顔でいることに疲れた…」ならやめてしまってもいいんだよ。

 

嫌なことを言われてもずっと笑顔、

楽しくなくてもずっと笑顔、

話しているときでもずっと笑顔 など、

 

誰にでもどんな場面であっても、笑顔を絶やさずに毎日を過ごしていませんか?

 

でも、それを毎日続けていると、精神的に疲弊してしまったり、自分自身が嫌になってしまったり、

 

「笑顔でいることに疲れた…」と感じてしまうことってありますよね。

 

 

ですが、もし仮につねに笑顔でいることをやめたいと思っても、

 

「周りから嫌われるんじゃないか」

「何か言われるんじゃないか」

 

という不安や心配などから、なかなかやめられないことも多いものですよね。

 

でもわたしは、いつも笑顔でいることに疲れたのならやめてしまってもいいと思うんです。

 

スポンサーリンク


いつも笑顔でいてしまう原因

 

まず、いつも笑顔でいてしまう原因について話していきたいと思います。

 

トラウマ

 

「目つきが悪い」

「もっと愛想よくしなさい」

「みっともない」

 

というように、幼い頃から本来の自分自身を否定されて育ってしまうと、怒られることや自分自身を否定する言葉に対してトラウマを抱えてしまうようになります。

 

怒られることや否定の言葉に対して、恐怖心を抱いてしまうんです。

 

その結果、「常に笑顔でいたほうが周りから何も言われなくて済む」というふうに思ってしまうんです。

 

怒られるのが怖いあなたへ。その心理と原因。仕事と3つの克服法。

 

 

自尊心が低い

 

常に笑顔でいる方というのは、

 

「自分は周りより劣っている」

「自分は可愛くない」

「自分は誰にも好かれない」

 

などというように、自尊心が低い方がすごく多いです。

 

そしてその自尊心の低さや劣等感から、

 

「笑顔でいないと自分には価値がない」

「常に笑顔でいることくらいできないと…」

 

という思いを抱いてしまう方も多いんです。

 

自分の自尊心や劣等感を補う方法として、常に笑顔でいるという方法をとってしまうんですね。

 

生きづらい、人と違う、人混みが苦手、と感じるのならHSPかも?

 

 

嫌われたくない・その場の雰囲気を壊したくない

 

日本というのは、その場その場の空気を大事にする慣習があります。

 

そのため、その場の空気を乱すのはよくないことで、「空気を読むのは当然のこと」という認識が強いです。

 

わたしたち自身、幼いころからそのような教育の仕方をされますしね。

 

一時期「KY(空気が読めない)」なんて言葉も流行ったくらいです。

 

そのため「その場の空気を壊したくない」「もし壊したら周りの気を悪くさせてしまう」という思いを抱くようになってしまい、常に笑顔でいてしまうんです。

 

「すぐ泣くのを治したい…」と思うのはつらい

 

 

笑顔でいなければ愛されないわけじゃない

 

このように、常に笑顔でいるという方は、「笑顔でいなければ嫌われる」、「笑顔でいなければ自分には価値がない」という思いを抱いてしまっている場合が多いです。

 

でも常に笑顔でいなければ愛されない、なんてことはないんです。

 

私自身、以前まで「常に笑顔でいないと自分には価値がない」と思ってしまっていた時期がありました。

 

ですがある時、精神を壊してしまい笑顔でいる余裕がなくなってしまったんですね。

そのときのわたしは「これじゃあみんなから嫌われちゃうな」と思っていました。

 

ですが実際全然そんなことはなくて、笑顔でいられなくなっても、周りの方たちは話しかけてきてくれたし、心配もしてくれました。

 

わたしの思い過ごしだったんですね。

 

生きるのがつらいのなら、「他人と比べるクセ」をやめよう

 

 

常に笑顔でいることをやめることで自分にとって大切な人がわかる

 

もちろん中には、わたしが笑顔でいられなくなってしまったことで、急にきつい態度をとってくる方や、きつい言葉をかけてくる方もいました。

 

ですがそれがきっかけで、

「あぁ、この人たちは私自身を好いてくれていたわけじゃなくて、単に、表面上や親切心が好きなだけだったんだな

 

「自分にとってそれほど大事な人たちじゃなかったんだな」ということに気づくことができました。

 

 

たしかに、いつも笑顔でいる人の周りには人が集まりやすいです。

 

ですがその中には、

「何を言っても許されそう」、「怒らなそう」、など、

 

あなた自身が好きなわけじゃなくて、単にその親切心が好き

という理由で、寄ってくる方も意外と多いんです。

 

 

だから、いつも笑顔でいることをやめた時にそれでも、自分から離れていかない人、それまでと変わらずに接してくれる人こそが、

 

自分にとって本当に大切な人なんじゃないかなと思います。

 

「あなたのためを思って」と言ってくる人からはすぐ離れるべき

 

 

いつも笑顔でいることをやめるのは相当勇気のいること

 

ここまでいろいろ述べてきましたが、やはり笑顔でいることをやめるというのは、

 

「笑顔でいることをやめて、友人がみんな離れていったらどうしよう…」などといった恐怖心を抱いてしまうものです。

 

そのため踏み出す勇気が出なかったり、躊躇してしまったり、相当な勇気が必要となってしまうものです。

 

なのでわたしはそのような場合には、突然笑顔をやめるのではなく、少しずつ笑顔でいる頻度を減らしていけばいいんじゃないかなと思います。

 

やはり人間というのは、突然の変化を嫌ったり、戸惑ってしまう生き物です。

 

なので、少しずつ笑顔の頻度を減らしていくことで、違和感なく馴染んでいくことができるのではないでしょうか。

 

そのほうが罪悪感など、自分にとってのの精神的な負担も少なくなると思いますしね。

 

「ひとりで行動するのが好き」。これっていけないことなの?

 

 

おわりに

 

たしかに、愛想がないことで、文句やきついことを言われてしまうことがあるかもしれません。

でも、そのようなことを言ってくる人たちなんて気にする必要ないと思うんです。

 

そのような人たちは、きっと自分にとってそれほど大切な人じゃないから。

 

 

もっと自分の感情に素直になっていいと思います。

 

嬉しかったら笑えばいいし、

楽しかったら笑えばいい、

 

つらかったら笑う必要はないし、

嫌なことを言われたら笑う必要なんてない

 

もちろん、いつも笑顔でいたほうが楽であるのならそれでいいと思います。

感じ方は人それぞれですから。

 

ただ、もしいつも笑顔にいることがつらくなったり、疲れてしまったらやめてしまってもいいんじゃないかなと私は思います。

 

生きるのがつらいと感じている方へ

 

 

ここまで読んでくれてありがとうございました。 

 

スポンサーリンク