「そんなもの好きでも意味なくない?」
「役に立たないよ」「無駄だよ」
「そんなものに熱中している暇あるなら、もっと就職に・仕事に役立つものを勉強しろよ」
好きなものや趣味に熱中しているとき、このような言葉をかけられたり、口出しをされたことはないでしょうか。
たしかに相手にとっては意味のないことに見えるかもしれません。
でも、本人にとってはすごく意味のあることなんですよね。
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たしかに役に立たないものがほとんどかもしれない
たしかに、好きなものや趣味って実生活で役に立たないものがほとんどかもしれません。
たとえば私だったら、
- 写真見ること、写真を撮ること
- 言葉
- 映画、アニメ、物語、小説
- ミルクティー
- お香 など。
たしかに、お金になるわけでもないし、仕事になるわけでもない。
周りから見たら意味のないことで、「バカなことしてるなぁ」と思うかもしれない。
でも、本人にとってはとても意味のあることなんですよね。
→生きづらい、人と違う、人混みが苦手、と感じるのならHSPかも?
世界が広がる・心が豊かになる
たとえば私だったら、
本を読むことで自分の知らない世界や言葉、知識を知るきっかけになるし、
カメラで写真を撮るようになってから、何気ない景色、日常の風景など、つねに周りに意識を巡らせるようになったし、
映画を観ることで、その国の文化を知れたり、役者の方の演技や物語に感動したり、
お香によって、心が落ち着いたり、香りに興味を持ったり、
世界が広がるきっかけになるし、こころが豊かになると思うんです。
→読書の効果。小学生の頃から本を読み続けてきた私が思う5つのメリット。
心のよりどころになる
それに自分の好きなものって、何かあったとき心のよりどころになるものだと私は思っています。
たとえば、
夢を追っているなかで、周りから否定の言葉をかけられたり、笑われたりして、こころが落ち込んでしまった際、
アイドルが好きな人だったら、アイドルの頑張っている姿に元気や勇気をもらったり、「自分もまた頑張ってみよう」と思えたり、
また、何かに挫折した際、周りからの否定の言葉によって、自己否定が止まらなくなり、つぶれてしまいそうになった時、
本が好きな人であれば、以前読んだ本の言葉に救われることだってある。
こんなふうに自分にとっての好きなものって、落ち込んだり、つぶれてしまいそうになった際に心のよりどころになるんです。
→生きていく上で自分を表現する手段をひとつでも持っておくと良いと思う。
結局、助けてくれるのは好きなもの
結局のところ私は、どん底に落ちたときに自分を助けてくれるのは、自分の好きなものなのではないかなと思っています。
私自身、医療系の学部に通っていた頃、周りからの否定の言葉に耐え切れず精神を壊してしまい、休学、転学部した経験があります。
当時は、ほんとうにたくさん周りからの否定の言葉をもらったし、自己否定も止まりませんでした。もう前を向くのが困難なくらい、ほんとうにどん底でした。
ですが、そんな私を完全につぶれないように支えてくれたのは、中学生の頃から追い続けていた小説だし、再び前を向けるきっかけを与えてくれたのはアニメや音楽でした。
自分にとって好きなものが、支えたり、救ってくれる存在になったんです。
相手にとっては無意味でも本人にとっては意味のあること
こんなふうに、好きなものというのは、他人にとっては意味のないことに思えても、本人にとってはとても意味のあることなんです。
これまでの人生や、かけられてきた言葉、触れてきた物事などは、みんなそれぞれ違うし、
そして、出会ったきっかけや、好きになったきっかけだって人それぞれです。
だから、それが好きである意味なんて人それぞれ異なるのは当たり前なんです。
自分が好きならそれでいいんじゃないでしょうか。
他人がどうこう言うものではないんじゃないかなと、わたしは思います。
ここまで読んでくれてありがとうございました。
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