相手から怒鳴られたり、きつい言葉をかけられてしまった際、どうしても涙が出てきてしまうことってありますよね。
私自身もよくあります。
ですがそうやってすぐに泣いてしまうことで、
「泣けば許されると思うな!」
「泣いてどうにかなるものじゃない!」 などと、
またさらに相手から怒られたり、きつい言葉をかけられてしまうことも多いですよね。
そのため、そのことで悩んだり、苦しんだり、
「すぐ泣くのを治したい…」「涙もろいことを治したい…」
と思ってしまう方も多いのではないかと思います。
でもわたしは、別に涙もろいことを無理に治す必要はないと思うんです。
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すぐ泣くといっても中身はそれぞれ違う
まずそもそも、すぐ泣く・涙もろいといっても、中身はそれぞれ違いますよね。
怒られてしまった自分が情けなくて悔しくて泣いてしまう、という方もいれば、
怒られること自体が怖くて、悲しくて泣いてしまう方もいる。
どうして泣いてしまうのか自分でもよくわからない、という方だっていると思います。
すぐ泣く原因も色々
そして、すぐ泣く・涙もろいことの原因は人それぞれ色々なものがあります。
これまでの経験やトラウマ、育った環境など、過去の出来事が原因となってしまっている場合もあるし、
内向型やHSPなど、もともとの性質が関係している場合だってあります。
人それぞれ本当にいろんな原因があるんです。
→生きづらい、人と違う、人混みが苦手、と感じるのならHSPかも?
自分でコントロールしているわけじゃない
そして、すぐ泣いてしまう・涙もろいという方の多くが思ってることが、
自分でコントロールして泣いているわけじゃない、ということだと思います。
別に相手に対して「泣いたら許してもらえる」と思っているわけではないんですよね。
単に自分でコントロールしきれずに自然と出てきてしまうものなんです。
自然現象なんですね。
ですが多くの人にはあまりよくない意味で受け取られてしまう、というのが現実です。
→人と話すのが苦手、会話が苦手なあなたへ。その原因と3つの克服法。
すぐ泣くのを治すのは難しいし、我慢するのも難しい
涙というのは生理現象であり、感情が大きく揺さぶられたときに出てしまうものです。
また、過去のトラウマやもともとの性質が関係している場合もあります。
だからもし涙もろいことを治したいのであれば、トラウマをなくすか、自分の性質を変えるか、感情の振れ幅を少なくするか、無感情になるしかない。
でもそれって相当難しいですよね。
それにもし仮に我慢できたとしても、感情を無理やり抑え込むのってすごくストレスとなってしまうことでもあります。
だからわたしは、治そうとしたり、我慢したりするよりも、涙もろくてもやっていける環境や仕事を見つけたほうがいいと思うんです。
→怒られるのが怖いあなたへ。その心理と原因。仕事と3つの克服法。
涙もろくてもやっていける環境とは
では、涙もろくてもやっていける環境とはどういうところなのでしょうか。
怒鳴られない職場
日常の中で怒鳴られて涙が出てきてしまう場面の多くが仕事や職場でのことだと思います。
ちょっとした聞き間違いや、ちょっとしたミス、ペースが遅いなど、もし仮に上司が、自分より下の立場の人間に対していばり散らす方だったり、体育会系の方である場合、職場で怒鳴られてしまうことって多いですよね。
ですが、職場によって働いている人は違うし、性格も一人一人違います。
怒って伸ばそうとする人もいれば、ほめて伸ばそうという方もいます。
気性の荒い方もいれば、温厚な性格の方だっています。
もちろんどっちが正解かということではなくて、
自分にはどっちがあっているか、気が楽か、ということなんじゃないかと思います。
もし怒鳴られない職場であれば、涙もろくてもやっていけますよね。
自分に合う雰囲気の職場を見つけることってすごく大切なことだと思います。
事前に事情を話して理解してもらえる環境
すぐに泣いてしまうことで相手が怒鳴ってくるというのは、それに対しての戸惑いや悪い意味で受け取ってしまっているから、ということもあると思うんです。
だから事前に、どうして泣いてしまうのかという心情や理由、対処法を伝えておくことで、自分自身で、すぐ泣いても大丈夫な環境をつくるということもありだと思うんです。
そうやって事前に伝えておくことで、もし泣いてしまったとしてもスルーしてもらえたり、悪い意味で受け取られてしまうのを防ぐことができますよね。
たしかに、中には「そんな甘えたこと言ってるなよ!」と言ってくる人もいるかもしれません。
でもそこはそういう人でそうゆう職場だから、変えようがないから、と割り切ってしまって次を探してしまえばいいと思います。
自分の苦手な人からすぐに離れられる仕事・直接会わない仕事
涙もろくて怒鳴られてばかりいると、
その人と顔を合わせるのが嫌になってしまったり、仕事に行くのが嫌になってしまったりしてしまうものですよね。
だったら、そのような人や場所からすぐに離れられる、または、直接会わなくて済む、
会社に縛られない仕事、場所に縛られない仕事をしてしまうのもありだと思うんです。
クラウドワークスでライティング
例えば今の時代であれば、
クラウドワークス を利用すれば、ネット上のみでお金を稼ぐことも可能です。
ライティングであれば、基本的な日本語の文章が書ければ、素人であっても誰でも仕事をすることができます。
1文字1円の案件を中心に行っていけば、月5~10万円ほどのお金を稼ぐことは可能ですし、
実績を増やしていけば、直接依頼(スカウト)が来るようにもなりますし、文字単価も上がっていきます。
プログラミング
また、プログラミングのオンラインスクールのCodeCamp でプログラミングを学んで、クラウドワークス で案件を探して1件20万ほどで仕事を請け負うなんてこともできます。
会社に所属しながらもテレワークという形で在宅で仕事をするなんてこともできますしね。
ネットだけで完結してしまう仕事であれば、そのような方々に直接会うことはありませんし、もし関わってしまったとしてもすぐ離れることは可能ですよね。
こんなふうに、すぐ怒鳴ってくるような方からはすぐに離れられるような環境を自分で作る、っていうのもありなんじゃないかと思います。
→人と関わりたくないあなたへ。その心理と仕事。無理に関わる必要はないんじゃない?
おわりに
涙もろいというのは、そう簡単に治せるものではありません。
そして、「治したい」と思うことは自分を追い込んでしまうことにもなるし、とてもつらいことです。
だからわたしは、涙もろいことを治そうとするよりも、泣いてもいい環境を見つけたほうがいいと思うんです。
そうすることできっと、涙もろい自分を肯定できる場所が見つかるはずだから。
→「変わらなきゃ」と思うのは辛い。だからこそ「変わらなくてもいい」。
ここまで読んでくれてありがとうございました。
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