「居場所がない…」
このような思いを抱えてはいませんか?
私自身も小さい頃からずっと居場所のなさを感じてきたため、そのつらさすごくわかります。
そこで今回は、自分の居場所の見つけ方、について少し話していきたいと思います。
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物語の中に居場所を見つける
小説や映画、アニメなど、
私は、物語の中に自分の居場所を見つけるのもありだと思っています。
物語は不変です。
一度表に出てしまえば、その物語が変わってしまうことはほとんどありません。
自分がどんな状況にある場合であっても、変わらずに受け入れてくれます。
もし、人間による友達のグループや家庭や学校のコミュニティが自分にとっての居場所であった場合、周りの人の気分や経験、置かれている状況によって、それまでの居場所だった所があっという間に崩れてしまうこともあります。
だからこそ物語は、どんな時であっても、自分にとっての避難場所にもなりうるんです。
たとえば私だったら、
ハルチカシリーズという小説が、中学生の頃からずっと、わたしにとっての居場所となってくれている物語です。
ハルチカシリーズには、多数派とは言えない人たちが数多く登場します。
そんな中、主人公はいわゆる、普通の女の子です。
でもその女の子は、他人のことを否定しないし、対等であろうとしてくれる。
どんなものを抱えている人であっても自然と受け入れてしまうような、いつの間にか周りに人が集まってしまうような、本当に素敵な女の子です。
その女の子を通して、心に痛みを抱えた人々が自分の居場所を取り戻していく様子に心が温かくなります。
私自身も、当時この物語を読んで、やっと自分の居場所を見つけられたような気がしましたし、つらいことがあるたびに心の避難場所にもなりました。
本でも映画でも、舞台でも、アニメでも、本当になんでもいいです。
自分にとって、心の拠り所になるものをぜひ見つけてください。
→生きづらい、人と違う、人混みが苦手、と感じるのならHSPかも?
都心に住む
都心の方に住んでみるのもひとつの手だと思っています。
都心部にはたくさんの人がいます。
すると、たくさんの人の中の一人、というように、街の中の一部という感覚になる気がするんですね。
やはり田舎や地方の方だと、どうしても人口が少ないですし、人口密度もとても低いです。
そのため、一人一人が一個人として自立した存在に感じてしまい、より孤独を感じやすい気がするんです。
それに、人が少ないと、自分の考えや世界観に近い人を見つけることがとても難しくなりますし。
ですが都心部の場合、たくさんいる人の中に埋もれることができますし、人が多いため、自然と自分の考えや性質、世界観に近い人とも出会いやすくなります。
たしかに、場合によっては、多くの人の中に埋もれることで、自分を見失ってしまうという考えもあるかもしれません。
でも、居場所がない、ということにつらさを感じている場合、一度街の中に埋もれてしまうことで、心が落ち着くのではないかなと思うんです。
→「あなたのためを思って」と言ってくる人からはすぐに離れるべき
今の環境を変えてみる
今いる環境を変えてみるだけでも、居場所を見つけることもできます。
人間は、環境に左右されやすい生き物です。
今いる環境で自分が変わり者だったとしても、環境を変えてみるだけでガラッと変わってしまうことも多いものです。
たとえば、
車の免許を持っていない・運転できない人は、電車やバスなど交通手段のない田舎では、「変わり者」とされてしまいますが、交通手段が充実している都心部に行けば「変わり者」ではなくなります。
また、おしゃれが好きな人は、田舎では「変わり者」とされてしまいますが、都心部に行けば「変わり者」ではなくなります。
同じような考えや思い、性質を持っている人の多い環境に行けば自然と、居場所に近づけてしまうこともあるんです。
→「自分はおかしい」と思っているあなたへ。大丈夫だよ、みんなおかしいから。
これらが私の思う居場所の見つけ方です。
悩んでいる方の参考になったら嬉しいです。
ここまで読んでくれてありがとうございました。
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