私は、同年代の方や、仕事場でいわゆる上司にあたるような年代の方たちよりも、お年寄りや高齢者の方と話をすることが好きです。
今回はそれはなぜなのか、考えてみました。
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表面的な話にならない
世間一般であれば、初対面の人同士である場合、天気の話や職の話、立場など、どうしても表面的な無難な話になり、双方の探り合いのようになってしまうことが多いです。
ですがお年寄りの方と話す場合、会ってすぐにパーソナルな部分の話をしてくれる場合がとても多いです。
その方のこれまで人生や、今日あった出来事、最近あった楽しかったこと・うれしかったこと・大変だったことなど、何気ない日常での出来事やその方について知ることができます。
たとえば私だったら最近では、
「今日は朝の3時に起きて朝食を食べて散歩をしてきたんだ。そして、これから友人たちと食事会をするんだよ。」、というような話をしてくれた方や、
「今日は暖炉の薪を割ったんだけど、やりすぎて腰が痛くなってしまって」という方がいました。
私は物語が好きです。
そして、他人の物語を知ることも好きです。
だからそれらの話には、私も興味を惹かれるし、ついついいろんなことを質問してみたくもなります。
受け身でいられる
わたしは思ったことをすぐさま言葉に出すのが苦手です。
一度頭の中で話す内容を整理してからでなければ、言葉に出すことができません。
そのため、ある程度考える時間が必要になります。
ですが、同年代の方などとの会話というのはほとんどの場合、お互いが交互にテンポよく話すことが求められます。
「どう思う?」
「〜だよねー」
「〜でさー」
というように、自分の考えをテンポよく話すことが求められるんです。
ですが一方で、お年寄りの方と話す場合、受け身でいられることが多いんです。
「今日はこういうことがあって〜だったのよねー」
「今日はこれから〜に行って〜してくるんだー」
などというように、一方から話し続けてくれることが多いです。
そのため、時々うなずいたり相槌を打ちつつ、聞きたいことを頭の中でまとめながら、相手の話を一通り聴いたうえで、もっと聞きたいことなどを質問することができます。
これらが今思い浮かぶ、私がお年寄りの方と話すのが好きな理由のようです。
ここまで読んでくれてありがとうございました。
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