日常生活をしているなかで、人格否定など、他人から否定の言葉をかけられることって多いですよね。
私自身も、しょっちゅうかけられます。
そしてその否定の言葉によって、傷ついたり、落ち込んだり、心が不安定になってしまったり。
精神にダメージを受けてしまうことも多いですよね。
そこで今回は、他人から人格否定されたときの対処法・まず考えるべきことについて話していきたいと思います。
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一般論か経験論か
まず、相手がかけてきた否定の言葉は、一般論からの言葉なのか、経験論からの言葉なのか、を考えてみましょう。
その人が実際に経験をしての言葉なのか、ただの一般的な考えなのか。
たとえば、わたしのこれまでかけられてきた言葉では、
「友達がいないとこれから社会でやっていけないぞ」
「友達がいないと人生つまらないぞ」
「新卒で就職できないと、ろくな人生歩めないぞ」
という一般論。
「友達がいなくても別に生きていけるよ」
「ひとりでも楽しめることなんて世の中たくさんあるよ」
「新卒で就職できなくたって、探せば就職先なんて世の中いくらでもあるよ」
という経験論。
わたしのこれまでの経験上、否定してくる方の多くは、一般論を用いて言ってくる方が圧倒的に多いです。
でも、一般論ってただの一般的な考えであって、その人が実際に経験したからこそ出てきた言葉というわけではないんですね。
単に一般的に言われていることを引用しているだけに過ぎないんです。
私自身、これまで、一般論を用いて言ってきた方の言葉の多くは、ほとんど的中しなかったです。
→人と関わりたくないあなたへ。その心理と仕事。無理に関わる必要はないんじゃない?
もちろん経験論だって、必ずしもすべての人に当てはまるわけではないけれど、
でも、どちらの言葉がより信用できるか、といったらやはり私は、経験をしたからこその言葉なんじゃないかなと思います。
置かれている立場
相手の置かれている立場を考えることも大切だと思っています。
たとえば、
「今会社を辞めたら就職できなくなるぞ」
という言葉。
たしかに、自分の心配をしてくれているように聞こえるかもしれません。
でも、相手の立場上そのような言葉をかけてくる場合も多いんです。
たとえば、
もし会社の中でも立場が上の方であれば、辞められてしまったら仕事が回らなくなる、という心配や、上からの圧力など、
いろんなものに縛られてしまっていることもあるんですね。
そのため、会社の利益を優先してそのような言葉をかけてくることもあるんです。
→私たちは他人の人生に口出しできるほど相手のことを知らない。
誰のために言っているのか
誰のために言っているのか考える、ということも重要だと思っています。
というのも、否定の言葉をかけてくる方というのは、自分自身のこれまでのの生き方や行動、考えを肯定したいがために言ってくることも多いんです。
たとえば、
「今ここを辞めたら就職なんてできないぞ」といってくる方は、
その人自身が、「もしここを辞めたら就職できなくなる…」「行き場がなくなる…」という恐怖からずっと辞められずにいる方であり、
相手に言って従わせることで、この考えやこれまでの自分の選択、そして今の自分を肯定したい、と思ってしまっているんですね。
結局、自分のために言っているんです。
→「あなたのためを思って」と言ってくる人からはすぐ離れるべき。
自分の気持ちを大切に
相手はそのとき否定してくるだけで、選択のその後の責任は取ってくれません。
だから、自分はどうしたいのか、どうなりたいのか、自分の気持ちを考えることが大切なんじゃないのかなとわたしは思います。
たとえば、
もし周りの友人や家族から否定の言葉をかけられてつらいのなら、離れてしまえばいいし、
もし上司が厳しくてつらい…仕事が苦しい…と自分が感じるのなら、ハタラクティブ などを用いて転職をしてしまえばいい。
自分の気持ちにもっと素直になっていいと思います。
→怒られるのが怖いあなたへ。その心理と原因。仕事と3つの克服方法。
否定の言葉というのは深く胸に刺さってくるものですし、ずっと心に残ってしまうものでもあります。
その言葉に一生縛られてしまうことだってあります。
だからこそ、このようなことを考えることで、少しでも精神が楽になるんじゃないかなとわたしは思うんです。
自分の思うことや感じることを大切にしてください。
ここまで読んでくれてありがとうございました。
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