たまに、
「どうしてそんなに本が好きなの?」
「そんなに本ばっか読んで何か得でもあるの?」
と聞かれることがあります。
そこで今回は、子どもの頃から本を読み続けてきたわたしの思う、読書をするメリットを話していきたいと思います。
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自分以外の視点から世界を見れる
あたりまえですがわたしたち人間というのは、自分ひとりだけの視点からしか世界を見ることができません。
自分以外の他人の視点から世界を見ることはできないんです。
でもそれだと、見れるもの感じられることが限られてしまいます。
自分の見ている世界しか知らずに生きてしまうことだってあります。
でも、それだとつまらないし、もどかしい、勘違いしていることもあるかもしれない。
だからこそわたしは、本の力を借りるんじゃないかなと思います。
本を読むことで、その著者の視点から見た世界を知ることができる。
すると、
「この方の視点から見た世界はこうなのか」
「こういうふうに考える人もいるのか」
と、思うことができる。
自分以外の視点から世界を見ることで、思いがけないことを知ったり、気づいたり、いろんな感情を知ることができるんです。
やはり、見える世界、どう世界が見えているかっていうのは、その人のこれまでの人生によって大きく変わってきますから。
→他人や周りと「意見・考え・価値観が違う」って当たり前だと思う。
世界が広がる・知識が増える
本ってたとえどんなジャンルのものであっても、その中には著者自身の知識や経験、考えがつまっています。
そのため、本を読むことで、それらを知ることができるんです。
そうすることで、自分の世界が広がりますし、知識も増えます。
私自身、お香やアロマ、野草、ハーブ、和菓子などを知ったきっかけはすべて小説でした。
ほんとうにたまたま、あらすじや表紙に惹かれて読んだ本が、自分の知らなかった世界や事柄を知るきっかけになったんです。
今では、それらの知識は、自分の生活を助けてくれるものだし、欠かせないものです。
「知識は誰にも奪われることのない財産」ですから。
救われることもある
本に救われることだってあります。
言霊の力ってわたしたちが思っているよりもすごく強いです。
たった一言に、何年も苦しめられてしまうこともあれば、
たった一言で、ずっと抱えてきたものから解放されることだってある。
やはり、本を書く方っていうのは、言葉を大切にする方が多いです。
誰かを傷つけてしまわないように、縛ってしまわないように。
そのため、心が弱っている人に寄り添うような言葉、ハッとさせられる言葉、胸に響く言葉、素敵な言葉が多いんですね。
だから、つらいときや苦しいとき、本を読むことで、それらに救われることだってあります。
もしそのとき、自分に響かない言葉だったとしても、あとから、ふとそれを思い出して救われることだってありますし。
言葉は財産なんです。
私自身もこれまで何度も本に救われてきました。
思い出として
読書をすることで、
未来で、過去に読んだことのある本を再び目にしたとき、いろんな想いを馳せることができると思うんです。
「この本を読んでいたときは、ほんとつらい時期だったなぁ」
「あの時は、この言葉に救われたなぁ」
「この本に出会ったきっかけってこうだったなぁ」
「当時、この本を読んだときはこんなことを思ったなぁ」など、
人生を振り返るきっかけになったり、いろんな思いを馳せられたり。
自分にとっての思い出になるんです。
漢字を自然と覚えられる
本を読み続けていると、自然と漢字が覚えられます。
読めない漢字や意味の分からない漢字が出てきたら自分で調べたり、「多分こういう意味だろう」と、前後の文章や情景から推測することで自然と漢字を覚えてしまうんです。
私自身、高校生の頃に漢字検定2級の試験を受けたことがあるのですが、やはり普段から読書で漢字と接していたこともあり、漢字の読み書き部分の試験については、それほど勉強しなくても点数を取ることができました。
学校で嫌々覚えさせられたり、書き取り練習をさせられるよりも、自然と漢字が身に付いてしまうんです。
こんなふうに、読書をするからこそ得られるものってたくさんあります。
→読書におすすめの場所。ある程度雑音のある場所のほうが集中しやすい。
ここまで読んでくれてありがとうございました。
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