- 駐車がうまくできない、ぶつけてしまう
- ハンドルの回し加減がつかめない
- アクセルを踏むのが怖い
- 車の車幅、距離感がつかめない
- 路肩に乗り上げてしまう
など、どんなに頑張っても車の運転が下手・苦手・怖い、ことってありますよね。
そしてそれにより、教官から怒られてしまったり、家族や周りから呆れられてしまうこともあると思います。
私自身も、免許は持っていますが、車の運転は苦手ですし、とても下手です。
そこで今回は、なぜ運転が苦手・下手・怖いと思ってしまうのか、その理由を考えてみました。
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空間認識能力が低い
空間認識能力とは、物体の位置や大きさ、感覚、方向など、物体が空間に占めている状態を、すばやく正確に認識する能力のことです。
わたしはどうもこの能力が低いようで、車を運転する際も、
- 車幅の把握がうまくできず、信号待ちの際あまりにも前の車に近づきすぎてしまう
- 駐車の際、白線内になかなか車をおさめられない、隣の車にぶつかりそうになる
- 狭い道路などで外側に寄り過ぎてしまい、側溝にはまりそうになる
などといったことしょっちゅう起こします。
また、運転に限らずこれまでの日常生活でも、
- 図形問題だけ壊滅的にできない
- 歩いていてしょっちゅう身体を壁や角にぶつけてしまう
- 洗濯バサミで洗濯物を干す際、平行に干せず毎回必ず前後にずれてしまう
というように、空間認識能力が低いことで被ってしまうこと、起こしてしまうことってたくさんあります。
→人と話すのが苦手、会話が苦手なあなたへ。その原因と仕事。3つの克服法。
瞬発力が低い・決断力が弱い
瞬発力とは、
瞬間的に作動する筋肉の力。瞬間的に発揮できる手足のばねの力。 判断が速く、即座に行動できる能力。
出典:goo国語辞書
決断力とは、
自分自身の判断・責任で決断する能力。
出典:goo国語辞書
そのため、車の運転をする際、とても重要となるものでもあります。
ですがわたしは、瞬発力と決断力がとても低いです。
そのため運転時も、
- 信号が目の前でいきなり変わっても反応できない
- 車が途切れても間隔が大きく開いている場合でないと曲がることができない
- 前にいきなり車が曲がってきても、よけたりブレーキを踏むことができない
とういうようなことがよく起きます。
頭の中では理解していても、身体が思うように動かず、ワンテンポ遅れてしまったり、
頭の中で考えすぎてしまうが故に、判断が遅くなり、動きが鈍くなってしまうんです。
→生きづらい、人と違う、人混みが苦手、と感じるのならHSPかも?
集中が途切れやすい
車を運転する際は、常に周囲に注意しなければなりません。
- いきなり子供が飛び出して来ないか
- いきなり車が入ってこないか
- 歩道から人が倒れてこないか
- 信号が点滅していないか
- 反対車線から車が曲がってこないか
本当にたくさんの注意しなければならないことがあり、常に集中して周りを見渡していなければならないんですね。
ですが私の場合は、いつでも常に、
「ブログにどんなことを書こうか」「どんな構成で書こうか」
「どうして他人の人生に干渉してくる人がこんなに多いのだろうか」
「どうして自分は物語が好きなんだろうか」など、
頭の中でいろんなことを深く考え、考えを巡らせてしまう癖があります。
そのため運転中も、気を抜いてしまうとそちらの世界へ気が入ってしまい、注意力がおろそかになってしまう瞬間があるんです。
マルチタスクができない
マルチタスクとは、複数の作業を同時にもしくは短期間に並行して切り替えながら実行することです。
車の運転であれば、
- アクセルを踏みながらハンドルの操作
- アクセルを踏みながら、ハンドル操作をしつつライトを遠目にする、近目にする
- ワイパーを動かす
- パーキングをつける
というように、実は車の運転というのは、高度なマルチタスク能力が必要になってくるんです。
ですが私にはどうもその能力がないようで、
日常生活においても、人の話を聞きながらメモを取るということがどうしてもできません。
そのため、学校の授業などでも、教員の話を聞きながら板書を取るということができず、
板書を写している間に、重要なことを話されたり、質問をされたりでとても苦労した経験があります。
→人と関わりたくないあなたへ。その心理と仕事。無理に関わる必要はないんじゃない?
方向音痴
私は方向感覚があまりありません。
たとえば、
Google Mapを使いながら目的地までの道を歩いていても、
- 「これは私から見てどっち向きなのだろう?」
- 「右に曲がればいいのだろうか?」
- 「左だろうか?」
というように、行ったり戻ったりを繰り返してしまったり、
また、百貨店やデパートなど、入り口が何か所もあるような建物に入った場合も、
- 「自分はどこから入ってきたんだっけ?」
- 「どこから出るとあの通りに出れるのだろう?」
- 「今自分はどの辺にいるのだろう?」
ということがわからなくなってしまいます。
また、地下通路を歩いていても、
「こっちに向かって歩いていけば目的地に行けるはず…!」と思って地上へ出ても全く違う方向に出てしまったり。
修学旅行などでも、一人で行動する際、なんとか目的地まではたどりついても、帰り道がわからなくなってしまい、こっそり同じ学校の人の後をついて戻る、なんてこともありました。
自己肯定感が低い
わたしは、自己肯定感が低いということも、車の運転に影響が出てしまうのではないかと感じています。
たとえば、
一緒に乗っている教官に、「ここはもっとこうしたほうがいい」と注意されたり、怒られてしまった際、自己肯定感が低いと、
「自分はこんなこともできないなんて…」
「次は怒られないようにしなきゃ…」
という思いを抱いてしまうようになります。
するとそれが、焦りにつながってしまったり、落ち込んでしまったりということにつながってしまいます。
また、法定速度ギリギリで走っていて後ろの車から煽られてしまった際などには、自己肯定感が低いことで、
「自分が悪いのではないか…」
「速度が遅すぎるのではないか」
「迷惑をかけているのではないか…」
というような思いを抱いてしまいます。
すると、焦ってしまったり、パニックになってしまったり、冷静な判断ができなくなってしまうことにもなりえます。
→怒られるのが怖いあなたへ。その心理と原因。仕事と3つの克服法。
私自身、これまで何度も注意されたり、自分でもなぜ思うようにできないのか、ずっと疑問に感じていました。
ですが、こんなふうに細かく分けて考えてみると、運転が苦手になってしまう要因や性質、環境ってたくさんあって、それらのいろんな要因が絡まり合ってしまっているが故に、運転が下手・苦手になってしまうんだなと感じました。
ここまで読んでくれてありがとうございました。
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