うつを治すには一度引きこもるのもありだと思う

 

「引きこもる」っていうのは、世間一般から見たら、社会から孤立しているような感じ、人とのかかわりを絶っている感じなど、あまり良いイメージを持たれないものだと思います。

 

そのため、うつになってしまったとしても、家族や周りの人も、無理やりにでも外に出して社会や人との関わりを持たせようとしてしまったり、

 

本人も、「外に出なくちゃ本当にダメになってしまう」と感じてしまい、無理やりにでも人と関わってうつを治そうとしてしまうことも多いのではないかと思います。

 

 

ですが私は、うつを治すのに一度引きこもるっていうのもありなんじゃないかと思うんです。

 

 

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外の世界はうつに悪い影響を与えるものが多い

 

「自分は何もできない奴なんだ…」、「周りよりも劣っているんだ…」、「自分は誰からも認めてもらえないんだ…」など、

うつになってしまっている人の多くが抱えてしまっているものが自己否定だと思います。

 

ほんとうならば、うつを治すにはその自己否定を完全になくすまではいかなくとも、弱めるということが重要になってきます。

 

ですが、外って自己否定を余計に強めてしまう要因がいたるところにあるんです。

 

なかでもその大半を占めるのが、人からの言葉です。

 

「そんなんじゃこれからさき生きていけないぞ」

「変わらなくちゃだめだよね」

「こんな年になってまで…いったい今まで何をしてきたんだ」など、

 

学校や会社など、そのような否定的な言葉でその人自身の現在や過去を否定してくる方は実際多いです。

 

ですがそうやって、その人自身の現在や過去を否定されてしまうことで、

ただでさえ自己否定を持っているのに、更に自己否定を強くさせてしまうんです。

 

悪化させてしまうんです。

 

 

引きこもって自分自身をめいいっぱい肯定する

 

上で述べたように、外に出て人と関わることって、けっこう危険なことなんです。

 

そこでわたしは、一度引きこもってみるのもありじゃないかと思うんです。

 

でも、ただ引きこもればいいっていうことじゃないですよ。

その引きこもっている間に、自分を肯定できるもの・肯定してくれるものを見つけるっていうことが重要なんです。

 

たとえば私の場合は、

「アイドルマスターSideM」っていうコンテンツですね。特にその中のF-LAGSというユニットの「With…STORY」という曲です。

 

 

 

この中の歌詞、「諦めないでどんなプロローグもきっと意味があるよ」「すべての出来事は繋がっているんだ」など…この曲に私は救われました。

 

この曲をきっかけにこのコンテンツにはまっていき、アイドルたちの過去や抱えているものを知ったり、それらの曲を聴くことで、しだいに自分自身を肯定できるようになっていきました。

 

 

アニメでも、小説でも、映画でも、音楽でも、お芝居でも、

 

本当に何でもいいです。自分の過去を、現在を、肯定してくれるようなものをぜひ見つけてください。

 

そしてそこで、自分をたくさん肯定してください。

 

そうやって、自己肯定感をめいいっぱい高めてから外の世界に出ても遅くはないはずです。

 

 

おわりに

 

うつになってしまって焦ってしまう気持ちはわかります。

でも、無理に外の世界に出てさらに傷を深くしてしまっては余計に傷が治りずらくなってしまうだけです。

 

なので、まずは引きこもって、自分を肯定できる世界を見つけて、自分自身をめいいっぱい肯定できるようになってから、また、外の世界に出ていくっていうのも私はありなんじゃないかなと思うんです。

 

それに、結局うつを治すのに、最も効果的なのは、「夢中になれるものを見つける」ことだと私は思いますしね。

 

とにかく、自分自身を肯定してくれるものに出会うこと。

 

「普通になりたい」なんて思わなくていい。だって「普通」とは単に一部の人が安心を得るための言葉なのだから。

 

 

ここまで読んでくれてありがとうございました。

 

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