将来の夢の決め方は「~をしたい」を基準に考えてみよう!

 

将来の夢というと、

 

  • 医者になりたい
  • 看護師になりたい
  • 歌手になりたい といように、

 

「~になりたい」と決めることが多いですよね。

 

たしかに幼いころからわたしたちは、将来の夢というのは、

 

「将来は何になりたいですか?」

 

というような聞かれ方をされることが多いものです。

 

そのため、そのような考え方をするのはあたりまえのことかもしれません。

 

ですが私は将来の夢は、「~になりたい」よりも、「~をしたい」という基準で考えるべきだと思うんです。

 

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視野が広くなる

 

わたしは、「~になりたい」で考えてしまうと、視野が狭くなってしまうのではないかと思うんです。

 

たとえば、

看護師になりたい、歌手になりたい、というふうに考えてしまった場合、

「これになるにはどうしたらいいか」、「どういう勉強をしたらいいか」 など、

 

それだけに一生懸命になってしまい、その目の前の道しか見えなくなってしまうんです。

視野が狭くなってしまうんですね。

 

そのためもしも、その道で挫折してしまった際や、思うようにいかなかった際に、目標を見失ってしまったり、他の道が見えなくなってしまったり、立ち止まってしまったり、

 

また動き出すまでに時間がかかってしまうんです。

 

 

一方で、「~をしたい」で考えると、視野が広くなるのではないかと思うんです。

 

たとえば、

「つらい思いをしている人の手助けをしたい」、と考えた場合、

 

「これができることって、どういうことがあるんだろう?」といろんなことをたくさん調べますよね。

 

すると、医療に携わる職以外にも、言葉や物語、お芝居、音楽、など、

いろんな方法があるということを知るようになります。

 

いろんな道があるということを知るようになるんですね。

 

すると、視野が広くなるんです

 

 

そのため、もしひとつのことに失敗や挫折をしてしまったとしても、どん底に陥ることなく、道なんて他にもたくさんあるとわかっているため、またすぐに進むことができるようになります。

 

失敗や挫折で落ち込むあなたへ。失敗や挫折は悪いことじゃない。

 

興味が広がる

 

「~になりたい」で考えると、興味の範囲が狭まってしまうのではないかと思うんです。

 

たとえば、

看護師になりたいと考えた場合、

大学ですと、専門科目だけではなく、文化や音楽、文学などの一般教養も学ぶ機会があると思います。

 

ですが、「看護師になるために特に必要なものでもないし、単位さえ取れればいいや」

と思って講義を聞き流してしまう方って意外と多いんですね。

 

目の前の道だけを直視してしまい、その道に必要なこと以外に興味を抱かなくなってしまっているんです。

 

結果、興味の範囲が狭くなってしまっているんです。

 

 

一方、「~をしたい」で考えると、興味の範囲が広がるのではないかと思うんです。

 

たとえば、

つらい思いをしている人の手助けをしたい、と考えた場合、

「もしかしたら、この音楽の知識や技術もいつか役に立つかもしれない」、と考えるようになります。

 

すると聞く姿勢も変わってきますよね。その知識や技術を、自分の中に落とし込もうとするんです。

 

結果、興味の範囲が広くなるんです

 

「社会人として」「常識として」って、相手を黙らせるのにすごく便利な言葉だと思う

 

 

おわりに

 

たしかに、「~になりたい」という夢をそのまま叶える方もいます。

ですが、どんなに努力しても、みんながみんな必ずしも叶うわけじゃない。

 

だから、「~をしたい」という考え方で、視野を広くもっておくことで、いろんな道があるということを知っておくということ、興味の範囲を広げておくことということは大切なんじゃないかなと思います。

 

もしその道を歩くことはできなかったとしても、そこで身についた知識や技術が、思いがけないところで役立ったり、思いがけない道につながっていくこともありますしね。

 

やりたいことがたくさんある人へ。やりたいことはひとつに絞らなくてもいい。

 

おまけ

 

私自身、「~になりたい」という思いで医療の道に進んでしまったことがあります。

そのため、挫折してしまった際、目標を見失ってしまったんですね。

そして当時は、視野が極端に狭くて、道はひとつしかないものと思いこんでいたため、これからどうしたらいいのか、不安で仕方ありませんでした。

 

ですがある時、自分がやりたいことって何なんだろうと?と考える機会があったんです。

 

そこでわたしは、

自分が経験したようなつらい思いをしている方々の手助けをしたいという思いが根本にあったことに気づいたんです。

 

すると不思議と、いろんな道が見えてきました。

ブログもその道の中のひとつです。

 

そこからわたしは、別に「~になりたい」、と道を一つに絞らなくたっていい、

もっと大きなくくりで考えればいいんだ、と思うようになったんです。

 

 

ここまで読んでくれてありがとうございました。

 

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