看護師、作業療法士、理学療法士、放射線技師、臨床検査技師、言語聴覚士、視能訓練士、など、
医療系の学校への進学が決まった際、まず一番最初に迷うことは、
学校の近くで一人暮らしをすべきか、実家から通うべきか、ということではないでしょうか。
たしかに、両方とも時間やお金などの面でそれぞれにメリット、デメリットがありますし、迷ってしまう気持ちはすごくわかります。(実際わたしも、進学の際はだいぶ迷いました。)
ですが、実際にわたしが学校生活をしてみて至った結論は、
一人暮らし実家暮らしに関係なく、とにかく学校から30分以内のところに住むべきということです。
そこで今回は、それをおすすめする理由についてわたしの考えを書いていきたいと思います。
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荷物が多い
医療の職はやはり人の命や健康に関わるものですから、学ばなければならないことがたくさんあります。
そうすると必然的に、教科書や参考書の量も多くなってきますし、厚さもものすごいです。
1冊で1キロの重さがある教科書もざらにあります。
それを多いときでは5~6冊ほど持ち歩かなくてはなりません。
そして教科書以外にも、飲み物や筆記用具、ノート、財布など常に持ち歩かなくてはならないものはたくさんありますから、それらすべてを合わせたらかなりの重さになります。
しかもそれを、毎日持って通学しなければならないんです。
それってかなりの負担ですよね。
(わたしはリュックと手提げバックを使っていたのですがあまりの重さに、つねに肩の凝りと痛みに悩まされていました。)
だから、家から学校までの距離が長いと、学校へ行くっていうだけで疲れてしまうんですね(笑)
身体が持たない
医療系の学校って、授業がきついというイメージをされる方も多いと思うんですが、
そのイメージだいたいあってます(笑)
ですがあえて言うなら、そのイメージの3倍くらいは大変です。
学年にもよりますが、朝から晩までみっちり授業が入っているのなんて毎日のことです。
そして、実技の授業なんかが入ってくると、学校を出るのが夜の10時なんてこともざらです。
しかも、毎日レポートに追われることになるので、睡眠時間が本当にとれないんです。
そんな状況のなか、学校から数分というところに住んでいればすぐに家に帰ってお風呂に入ったりして寝れるのですが、
もし、片道2時間なんてところから通っていたとしたら、家に着くのが12時過ぎで、そこからお風呂に入ったり色々して寝るのが1時過ぎ。
そして、次の日も朝から授業であれば、5時に起きて準備して学校へ行く。
別にそんなの楽勝じゃんと、思う方もいらっしゃるかもしれません。
でも、この生活を長い期間続けるのって、すごくつらいんです。
睡眠不足で頭は痛いし、目は痙攣するし、口内炎はできるし、眠いし、食事も不規則になってしまうし、とにかく毎日体調が優れないんですね。
それに、身体的に追い詰められているときって、人からの否定の言葉がいつも以上に心に刺さってくるんです。
人の命にもかかわってきてしまうので、やはり教授たちも皆結構きついことを言ってきます。
そのため精神面で追い詰められてしまう人もけっこう多かったですね。
身体の不調って精神面にすごくも影響してくるんです。
わたしの周りでも実際、やはり1時間以上かかるところから通っている子たちはつらそうな子が多かったです。
(わたしも毎日片道2時間かけて通っていたのですが、あれはほんとうにきつかったです。もう二度と経験したくないですね(笑))
おわりに
こんなふうに、医療系の学校って目指すものにもよりますが、すごくハードなんです。
だから体調管理もすごく重要になってきます。
もし、夢を追っているなかで体を壊してしまってそれ以上続けられなくなってしまえば、元も子もないですからね。
やはり身体を壊さないためには、睡眠第一です。
だからわたしは、しっかり睡眠をとれて、自分が身体を壊さない程度の環境、
理想としては、学校から30分以内の場所に住むということをおすすめします。
ここまで読んでくれてありがとうございました。
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