「就職したくない」と感じる理由。そう思うのは当たり前。

 

「就職したくないなぁ」

 

就活の時期になった際、これはきっと多くの人が思うことだと思います。

 

ではなぜそう感じてしまうのでしょうか?

 

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やりたいことがない

 

 「やりたいことがない・わからない」

こういう方って多いんじゃないかと思います。

 

でも別にこれが悪いっていうわけではなくて、そう感じてしまうのは正直あたりまえのことなんじゃないかなとわたしは思うんです。

 

だってわたしたちは幼いころからそのような教育を受けてきたのですから。

 

 

周りと一緒に同じ行動をすること、同じペースで歩んでいくことが良しとされ、

 

いっぽうで、それらからはみ出したものに対しては奇異の眼を向け、嫌悪し、矯正させる。

 

「これをやりたい!」と思って口に出しても止められたり、批判されたり。

 

幼いころからわたしたちは「周りと違うことはいけないこと」と教えられてきました。

 

もし自分は実際に言われなかったとしても、そのような仕打ちを受けた周りの子たちを見てきた方は多いと思います。

 

するとしだいに、自分を抑制してしまうようになり、ほんとうの気持ちをうやむやにしてしまうようになります。

そして、自分のやりたかったことを忘れてしまうんです。

 

そのようにして育ってきた中で、突然「なにをしたいのか」自分の気持ちをはっきりさせなければならない機会が訪れるって、すごく苦しいことですよね。

 

他人や周りと「考え・意見・価値観が違う」って当たり前だと思う。

 

 

怖い

 

普段生活しているなかで、就職する、ということに対して、マイナスのイメージを抱かされてしまう機会ってすごく多いですよね。

 

最近ではニュースなどで、厳しい新人研修の様子が取り上げられたり、時間外労働、ブラック企業がどうたらこうたら、というようなものとりだたされる機会がものすごく多いですし、

 

また、大学や周りの大人からは、

「就職したら遊ぶ暇なんてなくなるから今のうちに存分に遊んでおけ」

「そんな失敗が許されるのも大学生のうちだぞ」など、と言われたり、

 

そして、常に仕事に追われていたり、苦しくてつらそうな親の背中を見て育ってきたり。

 

 

わたしたちは、就職するということは、我慢は当たり前で、きつくてつらいこと、という認識が生活しているなかでいつの間にか植え付けられてしまうんです。

 

就職することに対してマイナスのイメージを抱いてしまうんですね。

 

結果、就職するのが怖い、と思うようになり、「就職したくない」と思ってしまうんです。

 

 

縛られたくない

 

こう思う方ってきっと多いんじゃないでしょうか?

 

就職するということは、自分の時間のほとんどを会社に預けてしまうということです。

自分の都合では働く時間を決めることはできません。

 

学生のうちまでは、ある程度自分の時間が確保できる余裕がありますし。

 

特に大学生の場合は、時間割も自由に決められますし、講義自体も単位さえ取れればほどほどに出席すればいいだけですし、時間を持て余してしまうくらいにありますよね。

 

そんなにも、時間を持て余すということに慣れてしまっている状態から、突然、自分の時間が取れなくなってしまうかもしれないという状態に変わってしまう。

 

そう考えると抵抗を覚えてしまう方きっと多いと思います。

 

自分で自由に使える時間が欲しいし、会社の都合に振り回されたくない、と思ってしまうんです。

 

縛られるのが嫌だと思ってしまうんですね。

 

 

「就職したくない」と思うなら、「しない」という選択肢もある

 

こんなふうに就職したくないと思ってしまうのにはそれぞれいろんな理由があって、そして、そう思ってしまうのは至極あたりまえのことなんですね。

 

 

「就職したくない」そう思うのなら、その気持ちに素直になってみるのもありだと私は思います。

 

現代では、会社に属さなくても、ネット上でお金を稼ぐ方法なんていくらでもありますし、

フリーランスとして働いてしまう道もありますし。

 

たとえば、

ブロガーとしてお金を稼いでいる方だっていますし、

クラウドソーシングなどで、プログラミングやデザインの仕事などで在宅でお金を稼いでいる方だっています。

 

社会人になる=企業に所属する、ではないんです。

 

 

「どうして就職したくないのか」考えたうえで、ぜひ自分に合った働き方を選んでみてください。

 

「就活に失敗したら人生終わり」は間違い。大丈夫だよ、道なんてたくさんあるんだから。

 

 

ここまで読んでくれてありがとうございました。

 

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