ネットが発達した現代、他人の書いた感想やレビュー、噂など、たくさんの情報があふれていますよね。
もちろんネットだけでなく、自分の周りでも。
でもわたしは、他人から聞いた評価や噂・ネットのレビューをを完全にあてにしてはいけないと思うんです。
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フィルターがかかっているかもしれない
わたしは噂というのは、何らかのフィルターがかけられてしまっていることが多いんじゃないかなと思うんです。
良い部分だけが濾されて、悪い部分だけが降りてきてしまったり、
悪い部分だけが濾されて、良い部分だけが降りてきてしまう、というように。
たとえばわたしだったら、
学校で、すごく厳しくて怖いと先輩方から噂されている先生がいたんですね。
ですが実際に関わってみると、確かにいろんなことにすごくきっちりしているけれど、相手のことを気にかけたり、すごく言葉を選んで話したりと、とてもやさしい先生でした。
逆に、フワフワしていて優しい先生と、噂されていた先生のほうは、
実際に関わってみると、気に入った子にはすごく優しいけれど、嫌いな子に対してはすごくきつい態度をとってくる先生だったんですね。
こんなふうに、悪い部分だけ濾されて噂されてしまうこともあれば、良い部分だけを濾されて噂されてしまうこともあるんです。
どう感じるかなんて人それぞれ違う
それに、どう感じたか、どういうふうに受け取るかなんて人それぞれ違うんですね。
たとえば、
「この本は登場人物が薄いし、内容も退屈だしつまらなかった」というレビューの小説があったんですね。
ですが、実際私が読んでみると、
登場人物はみんなすごく濃いし、雑学は豊富だし、ホロっとするところもあって、すごくおもしろかったんです。
こんなふうに、本にしても、映画にしても、場所にしても、
もし周りがマイナスの評価をしていたとしても、実際自分で読んだり見たり、行ってみたりすると、心動かされたり、感動したり、全然違う評価になることもあるんです。
人は皆置かれている状況は違うし、これまでの経験だって違う。
だから、何をどう感じるかっていうのは人それぞれなんですね。
やはり現代って、他人の評価やレビューでそれを買うか買わないか決めてしまったりと、
目に見える指標や基準で判断してしまがちですよね。
でも本当は、他人の評価だけで、見る見ない、買う買わない、行く行かない、を決めるのってすごくもったいないことなんです。
もちろん他人の評価や感想を参考にするのもひとつの方法だと思います。
でもそれが自分にも当てはまるかなんてわからない。
実際に自分の目や耳、鼻、舌で確かめてみないと。
ここまで読んでくれてありがとうございました。
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