皆さんは本を読む際、
電子書籍ですか?
紙の本ですか?
電子書籍が台頭してきて、もう数年になりますが、やはり今でも「電子書籍がいいのか、紙の本が良いのか」という話を聞くことがよくあります。
そこで今回は、電子書籍と紙の本のメリットとデメリットを紹介しつつ、ちょっとした使い分け方法について紹介してみたいと思います。
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電子書籍のメリット
まず、電子書籍のメリットについてです。
その場で購入できる
電子書籍は「これ読んでみたい!買おう!」と思った瞬間に、(クレジットカードやポイントさえあれば)その場ですぐに購入できてしまいます。
交通費などをかけて書店に行ったりする必要がないんです。
興味への熱が冷めないうちに読むことができます。
最大80%offで買えることがある
電子書籍ですと、新品の紙の本と比べてかなり安い価格で購入できることがあります。
たとえば、
では、定期的に割引クーポンを配信しているため、20~30%引きで電子書籍を購入することができますし、
ハピタス というポイントサイトを通して購入すれば、さらにポイントがつくため、実質もっと安く本を購入することができます。
また、amazonなどでも書籍によって、期間限定で割引価格で購入できる場合もあります。
たとえば私だったら、1500円の本を300円で、約80%offで書籍を購入したことがあります。
置き場所に困らない
基本的に電子書籍は、置き場所に困ることがありません。
データの購入となるため、スマホやタブレットひとつにおさまってしまいます。
手軽に読める
そして電子書籍は手軽に読めます。
たとえば、
スマホをいじりながら、気が向いたときに指を動かすだけであっという間に本を起動することができます。
また、専用のタブレットであっても、電源を入れて指でタップ、スライドするだけで簡単に本を開くことができます。
手で押さえなくても、下に置いたままや膝の上でなど、手軽に読むことができます。
電子書籍のデメリット
次に、電子書籍のデメリットについてです。
目が疲れる
電子書籍ですと、目が疲れてしまうことが多いです。
ブルーライトや光の刺激など。
長時間の読書や、夜寝る前の読書など、目が疲れてしまったり、寝つきが悪くなってしまう、なんてこともあります。
ですが、最近では、kindle paperwhiteなど、ブルーライトの発生しない電子書籍端末も出ているので、あんまり気にする必要はないかもしれませんね。
ページをすぐに切り替えられない
電子書籍の場合、紙の本のようにパラパラとページを見ていくことができません。
目的の文章や情報を見つけたい場合、1ページずつスクロールしていかなければならないため、見つけるまでに時間がかかってしまいます。
どこまで読んだのか残りのページの実感がわきづらい
たしかに、電子書籍にも、今何ページ目か、全体でいうどこらへんまで読んだか、ページバーはあります。
ですが、紙の本のように、紙の分厚さを見て残りのページなどを把握する方法と比べると、実感が湧きづらいんです。
感情移入しづらい
これはもう、個人の感覚の問題になってきてしまうかもしれませんが、
私の場合、小説などを読む際、電子書籍ですとなかなか登場人物や物語に感情移入することができません。
なんか、一枚壁が隔ててあるみたいな。
画面の冷たさや、質感の問題でしょうか。
やはり小説など、物語って、自分の感情がついていかないと先へ読み進めるのが難しいと思うんですね。
たとえば、主人公の性格に違和感がある、気持ちの移り変わりが理解できない、と感じてしまった場合、途中で読むことを断念してしまったり。
なのでデメリットだと感じてしまうわけです。
紙の本のメリット
次に、紙の本のメリットについてです。
ページを素早く切り替えられる
紙の本の場合、パラパラとめくっていくことが可能なため、目的の場所を見つけやすいですし、本の全容をなんとなく理解することもできます。
目に優しい
紙の本は、ブルーライトなどを発光する必要はないため、目が疲れにくいですし、夜寝る前に読んでも、寝つきが悪くなってしまう、という心配もありません。
収納の際、本のタイトルが一目でたくさん目に入ってくる
紙の本の場合、収納する際は背表紙が見えるように本棚に並べて入れることが多いですよね。
すると、一目見ただけで、さまざまな本のタイトルが一度に目に入ってきます。
電子書籍の場合だと、一つの端末に本をまとめることはできても、その所持している本をすべて把握するには、その端末やアプリを開いてから下へスクロールしていかないといけません。
一目で、様々なタイトルが目に入ってくることで、日常生活での学知への刺激になりますし、その本について思い出すきっかけにもなります。
電池切れがない
紙の本の場合、電気を必要としないため、電池切れの心配なく、その本さえあれば、いつでもどこでも読むことができます。
たとえば、
災害や停電があった際でも、その本さえ残っていれば、電池切れを気にせず読むことができますし、とても良い気分転換になります。
私自身、震災があった際、紙の本にはとても助けられました。
感情が動かされやすい・距離が近い
これも、きっと個人の感覚の問題になってしまうのですが、
私は、紙の本の場合、感情が動かされやすいです。
紙のぬくもりや質感などによるのでしょうか、物語と距離が近く感じられる気がするんですね。
もしかしたら、小さい頃から教科書や本などで触れるのが当たり前だったため、紙の方が馴染みが深いから、というのもあるかもしれませんね。
紙の本のデメリット
最後に、紙の本のデメリットについてです。
収納場所に困る
紙の本の場合、実体のあるものなので、集めすぎてしまうと、収納スペースがなくなってしまったり、時には自分の生活を脅かすようになってしまう場合も…。笑
在庫切れの場合がある
紙の本の場合、その書店や通販などによって、在庫がなかったり、もともと取り扱っていないため、その本によっては、なかなか手に入らないなんてこともあります。
わたしの使い分け方法
そしてここからは、私自身がおこなっている使い分けについて紹介していきます。
電子書籍
私の場合は、
- 実用書
- ハウツー本
- マンガ
などは、電子書籍で買って読むことが多いです。
一方的に情報を得る本
ある対象の情報を得たい場合、感情というものはあまり必要なくて、一方的に情報を得ることができれば良いので、情報入手が目的の場合、わたしは電子書籍をよく利用します。
今すぐにその情報を知りたい、という場合、とても重宝します。
自分にとって必要な情報の本を、すべて一つの端末にまとめることもできるため、とても便利です。
巻数の多いマンガ本
マンガ本も、どうしても紙の本で全て揃えるとなると場所を取ってしまうことが多いので、電子書籍で購入することが多いです。
もちろん、とてもお気に入りのマンガやイラストのの参考にしたい絵柄のマンガなどは、紙の本で集めますけどね。
紙の本
紙の本では、
- 小説
- エッセイ
- 自伝
- 実践的なハウツー本
などを購入します。
物語は対話
上でも一度述べたように、物語は、自分の感情がついていかないと先へ読み進めるのが難しいものです。
そのため、ある意味、「対話」だと思うんです。
「うんうん、つらいよね…」
「悲しいよね…」
「楽しいね」
「自分ならどうするかな、何を思うかな」
というように、対話をすることで物語が進んでいきます。
なので、距離が近いことで、感情移入しやすくなり、対話しやすくなります。
実践的なハウツー本
プログラミングやイラストの練習などの、自分で手を動かしながら読む本、なども紙の本で購入します。
- 図やイラストが多く使用されている
- 同じページを何十分開いていても画面が消えたりしない
- ペラペラページをめくって目的のページを探しやすい
という点などから、紙の本のほうが理解しやすいです。
これらが私の思う、電子書籍と紙の本の使い分けについてです。
参考になったらうれしいです。
ここまで読んでくれてありがとうございました。
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